『悲情城市』の九份へ
台湾旅行の旅程はこちら→台北･日月潭･九份をめぐる旅
前回、アロフト台北中山にチェックイン
アロフト台北中山 宿泊記~清潔･松山空港近くて便利【台湾9】
九份（きゅうふん）が台湾旅行で人気の場所とか。
ほとんど認識していませんでしたが、ツレに言われてああ、あの景色の場所か、と一致します。
『千と千尋の神隠し』の雰囲気があるとかないとかで人気に火が付いたようですが、見ていないのでよくわかりません、あはは…。よくよく見ると『悲情城市』のあの場所です。トニー・レオン全盛期・香港映画全盛期のあのころ、懐かしいなあ。トニー・レオン元気かなあ。その当時は映画の筋と背景を全くといっていいほど理解していなかったのがお恥ずかしいところですが。
関心毎は各々違うけどツレが行きたいというので行ってみることに。ランタンの灯る夕暮れ時に間に合わせようと日月潭・台中からいそいそと台北に戻ってきてホテルに荷物をおき、すぐに九份へ向けて出発です。
台北駅から瑞芳駅まで～台湾鉄道の特急
まずは地下鉄で台北駅まで。そこから瑞芳駅まで特急の自強号で76TWD。
16:04発の花蓮行きに乗る予定ですが、すでに4分遅れ。
地下にある台湾鉄道のホーム。オレンジラインが入ったちょっと古めの車両が予告通り4分遅れで到着、乗り込みます。
2-2席並びの車内、指定席。カラフルな交通部観光局の枕カバーというか頭あてが目をひく。
瑞芳駅からバス？面倒なのでタクシーでGo
瑞芳Ruifang駅到着、すでに17時に迫る時間。
改札を出ると手荷物預かり所の案内も。旅の途中で立ち寄れるのはうれしい。花蓮観光での途中下車もできてしまいます。
ガイドブックにはバスで行けるよとあるけど、なんだか面倒だし、日も暮れそうだしということでタクシー利用。公共交通機関は安くて便利で好きですけどバスは時間食うので時間の無い時には適さないような。時間短縮にタクシー使います。その前に観光案内所で情報収集、タクシーの料金確認や帰りのタクシー捕まえられる場所などチェック。バス停の案内もわかりやすく教えてくれます。
駅前には黄色いタクシーわんさか。17:00乗車
九份にあったタクシー料金表、観光客にうれしい固定料金！九份ー瑞芳駅は205TWD
歩いて巡る九份
17:10 雨があがったばかりの九份に到着、タクシー所要時間10分。
両側に提灯がともされたこういった細路地へ入っていきます。車両侵入禁止、というか入れない。
九份自体は斜面に建てられた街並み、細い路地や階段を歩いて回る必要があります。観光客は20代前後のヒトが多い！インスタ映えるするものね。旗をひらひらさせているガイドさんも珍しくなく一大観光地の一つといったところ。
すれ違うのがやっとなくらいの細路地や階段の両脇にお土産店や飲食店がびっしり、雨がやんでくれてよかった。傘さしながらだと歩くの大変そうです。
どの写真もヒト・ヒト…。コロナですでに観光客は減っていたはずですから、これでもおそらく少ない方かと。人混みきらいなアタシ、よく行った。
九份の巡り方やスポット案内はいくらでもあるでしょうから割愛。小路と階段を歩く行程は香川のこんぴらさんの参道・階段を提灯でライトアップしたような？感じでしょうか。きらきら☆したすてき写真が撮りたい方は気合を入れて向かってください。完全日没前がおすすめ。
というわけで正味1時間の観光終了。お食事するヒトなんかはもっと時間を割いた方がベターです。
帰りもタクシーで瑞芳駅まで
18:10 観光案内所で確認しておいたタクシー乗り場から帰路のタクシーに乗車。「台北行きの電車、行っちゃったばっかりだねえ」と言われてちょっとがっくり。205TWD。
18:20 瑞芳駅到着、往路と同様10分で到着。暗闇に浮き上がる駅舎のネオン
次の電車の時間を確認、切符も購入して時間つぶし。駅の周囲をぶらぶらと。美食広場をのぞいたり。
小腹満たしに胡椒餅なるものを購入、45TWD
ご自慢の窯をのぞかせてくれた。餅がびっしり張り付いてる！なんかの巣みたい。
香ばしい肉まん、肉パンといったところ。美味しかった。
18:43 往路と同じくオレンジ太ライン列車にのって台北駅まで帰ります。特急 76TWD。
電車とタクシーでラクラク九份
台北から九份までタクシーを利用すると1,000～1,200TWDとか。30km以上あるのでそれなりにお高くはなりますが日本に比べると安いので魅力的ですよね。でも、30kmのタクシーって結構窮屈だし日本でもほとんど利用しません。東京駅から横浜駅まで車で行くより電車の方が時間も読めるし当然お安いし。
もちろん台北からバスが最安、他にもいろいろな手段があるかと思いますが、適度に時間と費用を節約できたので今回の組み合わせはラクちん。二名で714TWD（76×4＋205×2）で台北との日帰り観光が快適にできたので十分です。
さあ、気合いをいれて悲情城市をアマゾンプライムででも見てみようか、と思ったら…ない。昔のアジア映画は動画配信で今さら人気になるコンテンツでもないので扱わないのでしょう。面倒だけどどこかで借りるしかありませんね。〈2020年2月〉
最終日、帰国の途へ
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