藤田嗣治展@東京都美術館 混雑・感想 金曜夜間に行ってみた

7月31日ー10月8日の日程で 没後50周年 藤田嗣治展 が上野東京都美術館で開催中。

首都圏で”空いている展覧会”なんて無理なのは承知。でも人混みが苦手、でも観たい。というわけで、混雑を避けるべく、夜間開室をやってる金曜日を狙うことに。→結果:ほどよく空いていて快適な鑑賞可。

藤田嗣治展

お盆明けの金曜、19時半頃入室。行列・順番待ちはありません。やはりすいている。第Ⅰ室は人の重なりなく鑑賞可。会場をすすむに従って、ヒトの重なりが出てくるとろがあるけれど、それでも二列目では余裕で観られる。鑑賞し終わって20:40。もう少しゆっくり鑑賞すれば最後まですいているのかもしれないが、それはそれで時間が迫って焦ることに。

金曜の夜間開室は8月中は21時まで、それ以降は20時まで。いずれも入室は30分前まで。混雑の程度は客観的評価が難しいけど、閉館間際でこの程度。日中よりはすいているのでは?ゆっくり見られると思うのでおすすめかと。

東京美術大学出身の藤田にとって没後50年、節目での上野での展示会。年代ごとの作品展。自画像の変遷が興味深い。乳白色の肌・猫は有名だけど、中南米時代の作品や宗教画、さらにアッツ島・サイパンの戦争画と見ごたえあり。個性的な外観と女性を欠かさない生涯、さらにあの時代に世界を渡り歩いたというドラマティックな人生の割に、彼の絵画はわりとおとなしくて静かだなあと。子供の画なんか冷たい感じさえしてしまう。

展示作品のなかに”個人蔵”の作品がまだまだ結構あるのが印象に残る。お家でふじたかあ・・・

日曜美術館で放映される前に。お早めに!

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