おかしな二人
日比谷のシアター・クリエへ。久しぶりの観劇、マスクして感染対策とりながらですが、いつ出演者にコロナ陽性→中止になるかもわからない綱渡り状態。観る側も少し緊張しますがワクワクしながら劇場へ。
70年代風のポップなサイケ風の衣装が映えるお二人。
上演時間
第一幕45分/休憩30分/第二幕 1時間35分
シアタークリエ 座席からの見え方 12列目センターブロック
最初は間隔をあけた定員50%以下の制限で発売開始されたものの、その後緩和されたためほぼ満員状態下での観劇。
どこからでも観やすい(と思っている)シアター・クリエ、今回は12列目。座席表を見てわかる通り11列目と12列目の間に通路があり、傾斜も十分。前の人の頭が気になることなく、おすすめ席です。
観やすいシアタークリエだけどロビー、ホワイエはとっても狭い。というわけで休憩時間はシャンテの方へ避難して深呼吸するのがベターです。
感想 あぁ大地真央!
ああ、久しぶりの大地真央。1985年の二都物語・ヒートウェーブ以来です。なにを隠そう子供時代に大地真央に夢中になったものの、なぜだか退団後は足が向かず遠ざかって久しいのですが、ちょろっと見たテレビ番組に出演中の真央さんを発見して久しぶりに観たくなり、こちらの舞台に足を運ぶことに。
何せ大地真央&花總まりのステージなだけにミュージカルだと思い込んでいたので、そうではないことに気づいたのはチケット購入後。第一部はやや話の進展が滞りちょっと退屈になって寝てしまいました、ごめんなさい。が、二幕になりスペイン兄弟も出てくるとテンポもよくなったような感じがあります。
喜劇もいいんだけど歌える人が何人も出演しているのにもったいない…という観客の気持ちを作り手たちも自覚しているのか、最後に短いながらレビューのようなものがあり観客の願望をちょこっと満たしてくれます。花總まりさんもチャーミングだけど、やっぱり真央さんの華やかさ・神々しさにやられた舞台でした。まぶしかった。〈2020年10月〉
【キャスト】大地真央 花總まり シルビア・グラブ 宮地雅子 平田敦子 山崎静代 渡辺大輔 芋洗坂係長
【演出】原田諒
【チケット代】11,800円
【パンフレット】1,500円