紫尾温泉 しび荘の温泉へ
前回、紫尾庵客室まで
紫尾温泉 四季の杜 紫尾庵 ①離れスタイル つるとろ温泉につかり放題の客室編【鹿児島・さつま町】紫尾庵に宿泊中、お隣 しび荘の温泉が利用できます。利用時間7時-21時。紫尾庵の大浴場の位置づけ、と勝手に理解です。
客室温泉もいいけど、源泉が二種あるというしび荘の温泉に行ってみたかった。早速Go。
最初は行き方がわからないので、フロントに声をかけるとスタッフが連れて行ってくれます。
夜星川にかけられた橋を渡って
しび荘の裏側からアプローチ
坂を上るとお宿の正面玄関。
玄関横眼に直進すると紫尾温泉街というか、神の湯などがある通りにでます。こちらからも紫尾庵にむかうことできる造りになってました。
立ち寄り入浴は今はやってないみたい。わ~い、混雑しないよ。
さあ、お宿玄関へ戻ってガラガラっと扉を開けると、季節のお雛様。
そして、せごどん。2018年だから5年前。コロナもあってあっという間。早くてオソロシイ。
スリッパに履き替えて、右手のフロントにすすみ、さらに階段下って温泉棟へ。
しび荘宿泊者の大浴場入浴時間は6-22時まで。しび荘宿泊者のほうにちゃんとアドバンテージとってあります。
ただ、この『入浴時間 夜間22時まで』が哀しくて、しび荘泊やめて紫尾庵宿泊にしたのです。もう少し遅い時間まで、寝る前に入りたいという欲望。当日は中止してたけど、日帰り入浴やってる場合はなおさらね。
扉をあけて温泉棟へ。床もピカピカに磨かれてきれいにしてある、ほんとに。
温泉は男女別の大浴場と露天風呂。もちろん加温・加水・消毒・循環なしの源泉かけ流し。ただし、2号泉のほうは季節によっては加温あり。
大浴場
手前に女湯、奥に男湯。純温泉のマークがあちこちに。では女湯へ。
長方形型の広々脱衣所。硬貨戻る式の鍵付きロッカーもあり。
シンプル洗面台が二つ。外来入浴やってないこともあって、清潔に整えられた脱衣所。ただ、どこでスリッパを脱いだらよいものか、よくわかりませんでした。
ガラガラっと扉をあけると、わーい、素敵湯舟が二つ。洗い場・シャワーは4カ所。こちらのシャワーは非温泉。ちょっと湯気がこもり気味。
まずはぬるい方の温泉、こちらが2号泉。湯口はハンドルを外された水栓。絶えず十分量が注がれる。
石枠だけど、内部はタイル。体温と同じくらいの硫黄臭ぬる湯、きもちいい。薄緑やエメラルドグリーンと形容するとちょうどいいかな。
湯枠には析出物
そしてもう一方、この楕円湯舟の美しさったらありません。薄桃色と水色のタイルもいい。
ちょっとずつマーライオン状態の湯口。こちら熱めの1号泉で紫尾庵のお湯と同一。
42-43℃ほどの硫黄臭のするややあつめの温泉、とにかくぬるっと感がスゴイ。湯船の中ですべりそうになるくらいぬるぬる、つるとろ。
そして可愛らしいタイル。いいよー。
時折、黒い湯花を発見したりして。
二種類の温泉比較、右のお湯が緑のお湯。やっぱり少し緑がかった感じ、わかるかしら。
奥にあった浴槽は空っぽ。以前は水風呂でもあったのでしょうか。
露天風呂
露天風呂は貸切タイプ。空いていれば札をひっくり返して鍵をかけるだけ。こちらは紫尾庵・しび荘どちらの宿泊者も7時ー20時まで。雨天時は入湯禁止。
扉あけて右側に簡易脱衣スペース。ほんと脱ぎ着するだけ。
左の石段を下りた先に露天風呂。天蓋もなく野天スタイル。石段に手すりなどもないので雨天時は滑りそう。たしかに悪天時禁止でいいかも。
夜星川に面した露天風呂。後ろに見える配管で紫尾庵に温泉供給ですね。
湯口は二カ所、左の塩ビパイプと右側の岩の切れ目から。1号泉と2号泉のミックスとのことですが、両湯口とも44~45℃くらいのあつめ。ともにすでに混合したものなのでしょう。
立派な洗い場はないけど、シンプルなシャワーが一つついてます。このシャワーからは温泉が出てる!ほんのり硫黄臭。ボディソープ一つ置いてありましたが、ここで泡を使うのはちょっと気が引ける。
というのも、あふれたお湯はそのまま川へ掛け捨てなもので。
大胆に川へ身体を乗り出すと対岸からよく見えてしまうので注意。
夕方つかった際はぬるゆの湯舟だったけど、朝から利用時はちょっと熱めに。露天だけに外気温や湯量でだいぶ変化しそうです。
温泉分析表から
源泉名 紫尾1号泉 (分析 令和3年10月)
泉質 アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 50.4℃
湧出量 測定不能(掘削自噴)
pH 9.5
溶存物質387.6mg/kg 成分総計 387.6mg/kg
源泉名 紫尾2号泉 (分析 平成29年7月)
泉質 アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 42.5℃
湧出量 自噴
pH 9.1
溶存物質348.6mg/kg 成分総計 348.8mg/kg
源泉名 しび荘温泉 (二泉混合温泉の貯水タンクから)←露天の源泉と思われます。
泉質 アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 49.8℃
湧出量 測定不能(自噴)
pH 9.3
溶存物質341.2mg/kg 成分総計 341.2mg/kg
最後お食事編へ。
紫尾温泉 紫尾庵②和洋選べる朝食~お食事編【鹿児島・さつま町】