クエンカ行きをキャンセル 時には予定変更も必要
闘牛とゲルニカを満喫したマドリードDay1。
ゲルニカを無料鑑賞 ソフィア王妃芸術センター【スペイン9】翌Day2 本当はクエンカに行くつもりで朝の電車のチケットを日本から予約・購入済み。ただ、この日どうにも体調が悪く、急きょクエンカ行きを中止する。電車チケットがもったいない?たしかにそうだけど、日陰もないところを歩き具合悪くなって、知らない土地でまた電車やバスに乗って遠路から戻ってくる、と考えると無理しない方がベター。で予定変更やむを得ず。
Cafe Comercialで朝食 Tostada Con Tomateどう食べる?
そんなわけで少し体調が上向いたら、ゆっくり出発。宿泊したIbisの周囲に朝食をとるところはありそうなので朝食はつけず。ホテルから歩いてすぐ、地下鉄の入り口そばのCafe Comercialへ。
クロワッサンはあまり好みではないので、ここは一番シンプルなのにしよう!ということでトーストを頼むと「トマト?」と聞かれるのでお願いしてTostada Con Tomateがやってくる。でーん。
かりかりのトーストとトマト。食べ方がわからない!トマトはフレッシュをつぶしたもの。塩気なし。ちぎったパンにトマトを塗っても味気がない……こんな塩分も油分もないものをスペイン人が食べていると思えない…とぶつぶつ思いめぐらしていると、近くにやってきた男性が同じものを注文。なんと、トマトを塗りたくった上から塩・オリーブオイルをかけて食べているのだ。やっと合点が行った。
カウンター以外に奥にテーブル席あり。雰囲気のあるすてきなカフェ。
レティーロ公園 市民の憩い場
地下鉄にのってAtocha Renfe駅で下車し、アトーチャ駅北東に広がる広大な公園レティーロ公園Parque del Retiroへ。ゆったり歩いて体調整える、ただし日陰。
最初に歩いたエリアはジョガーがたくさん。未舗装の地面もちゃんと残してある。
日中は半袖でもよいほどの、まだぎらぎらした気温なのに、すでに紅葉が始まりつつある。
もう、栗まで落ちているとは。季節としては日本と同じ、もしくは日本より暑いけど、朝晩の冷えが秋を早くするのだろか。
ガラスの宮殿 Palacio de Cristal(1887)あたりまでくると、ジョガーよりもカメラを握った観光客がいっぱいに。内部は展示スペースだが当日は開催イベントなく入口は閉鎖、次回の予定を掲載してある。ガラスの宮殿の前には大きな噴水もある。
ベラスケス宮殿 Velázquez Palace(1883年)ガラスの宮殿の近くにある、もとから展示スペースとして建築された建物。現在もソフィア王妃芸術センターの展示スペースとして利用されているが、こちらも当日は開催イベントなく閉ざされている。濃淡両方を用いたレンガの色合い、タイル・装飾画、上部のガラスドームが素敵な建造物。順光だけど影も多くうまく写真が撮れない!が実物は目を引く美しい建物。
入り口わきにもこんな素敵な装飾画
ベラスケス宮殿を後にして、池の方へ。えーっ、ミッキー&ミニーが営業中。こんなところにいることは黙っておいてあげましょう。
アルフォンソ12世の像の前の大きな池(ただし水はきたない)では、手漕ぎボートを楽しむ人たち。
まさに市民の憩いの場、首都の庭園といった感じで、東京の皇居周辺の公園・緑道を思い起こさせる。皇居ランナー、千鳥ヶ淵のボート、近代美術館…全く同じ。
よく手入れされた美しい公園をあとにして、美術館へ。
ティッセン・ボルネミッサ美術館 カフェも使いやすい【スペイン11】