変若水（おちみず）の湯つたや に泊まってみよう
月山ペアリフトに数キロの場所にある月山志津温泉へ。登山の際に宿泊する目的で利用しました。変若水の湯つたや以外にも周囲に数軒お宿があり、こちらのお宿はじめとして日帰り入浴OKのお宿も見かけます。
変若水＝おちみず、と読むそうで『飲むと若返るお水』という意味らしく、月山信仰、死と再生ということにまつわりこお宿のお湯をそのように命名したようです。
月山志津温泉 変若水の湯つたや
【住所】山形県西村山郡西川町志津10
【TEL】 0237-75-2222
4階建て、がっしりタイプのお宿。エレベーター完備なので階段きびしい方も安心です。
ロビーフロアの上は大きく吹き抜け、2階部分からも採光あり明るい空間が広がります。昼も夜も光が美しい。コロナご時世もあり、ロビーフロアでのんびりしているヒトはほとんど見かけませんでした。
湯殿山お参りツアー？
ロビーの一角に掛けてある白衣。夕食時に「早朝に湯殿山お参りツアーがありますが参加しますか？」と各テーブルに確認がありました。これを羽織っていくのでしょう。楽天サイトには湯殿山ツアーつきのパックが販売されていたけど、別途オプションで参加できるような表記はホテルHPみてもどこにもありませんでした。『早朝ツアーあるなら予め教えてほしいなあ』とぶつぶつ言っていた他客もいたので、どこかに明示してくれたり予約時に確認してくれると助かりますが。もちろん季節限定ですし、これから行く方は事前に要確認ということで。
客室 8畳和室
和室8畳トイレ付きのスタンダードプラン、二名宿泊で18,700円/人＋入湯税。広縁にはチェアも設置。鍵を渡されて各自赴くスタイルですが、エレベーターあるので問題ありません。
踏込みのほうも広くて
踏込みぐちの一方に洗面、ドライヤーもあり。ウォシュレットトイレも設置。
旅館名の入っていない格子柄の浴衣。温泉巡りに便利なメッシュバッグの用意あり。
みそぎタオルと銘された温泉タオル 外装には変若水を汲むときに唱える言葉が記してあります。刺繍はあるも宿名なし。この赤い刺繍、湯殿山で体にこすりこすりして水に流したあの人型ですよね、たぶん。
お茶菓子は佐藤屋の雪だんご。さらっとしたこしあんを包んだつるもちの美味しい団子。
鍵は二本、別行動可でうれしい。客室『山茱萸』＝さんしゅゆ、読めませんでした。ちょこんと紅花のドライフラワー。栽培・加工に盛んと初めて知る山形県花。
月山自然水のペットボトルを一人一本いただけます。空の冷蔵庫もちゃんとあり。
客室の窓の正面は大浴場の立派な屋根がどーん。
左へ頭をふると五色沼が少し視界にはいります。
山の宿だけどよくある虫攻撃も全くなく、お部屋はリニューアルされており掃除も行き届き快適。暖房器具や扇風機はありましたがエアコン・冷房はありませんでした。真夏もエアコン要らずで過ごせるのかしら。
次は温泉編♨へ～
変若水の湯つたや 宿泊記②貸切風呂も大浴場も～山は見えないけど…温泉編【山形】
