壱岐湯の本温泉 平山旅館に宿泊
一日目のお宿は湯の本温泉 平山旅館。壱岐で泊まってみたかったお宿の一つ。宿泊三日前にお電話を頂き、港からの送迎が必要か確認してくれました。
こちらもまた「日本秘湯を守る会」の温泉。
和室8畳スタンダードプラン2名利用、朝夕付きで20,000円/人。現地支払いなのでチェックアウト時にしまとく通貨(とってもお得)を利用できたのもうれしい。
【住所】長崎県壱岐市勝本町立石西触77番地
【TEL】0920-43-0016
客室 シンプル8畳和室
お部屋はシンプルな8畳和室、新しい畳のかおりに包まれる清潔なお部屋です。二人で泊まるのに十分。トイレと洗面のみ。眺望はありません。
夕食 魚介づくし
お食事処で頂きます。夕食で指定されたのはバーカウンターのようなところです。お品書きはありませんが、品出しするときに説明してくれます。
うれしいウニ~をほじほじ
二人分刺し盛り。これで二人分ですよ!びっくり。残った分は漬けにして翌朝に出してくれますが、ほとんど残らないんだな、これが。二人ともお魚好きなので狂喜乱舞です。
新鮮なイカ。この後、お刺身の下のイカはゲソ揚げになって登場。余すところなく頂きます。
かぼちゃスープ
焼き物。サザエのつぼ焼きも。
イカが揚げ物になって再登場。
このほかに茶碗蒸しや煮物、お蕎麦を頂き、ご飯とお味噌汁にやっと到達。もうお腹パンパンです。
でも別腹でデザートに手作りプリンまで頂いて、
いっぱい食べて大満足。とにかくボリュームたっぷり、魚介類ふんだんのお食事です。途中、HPで拝見したことのある快活な女将さんがご挨拶に見えました。
湯ノ元温泉~大浴場と家族風呂
旅館のHPによると『湯ノ本の温泉は5世紀神功皇后が三韓出兵の折に発見し、我が子応神天皇に産湯を使わせたという伝説の残る湯』で子宝の湯とされているそう。というわけで奥壱岐の千年湯どころか1500年以上の歴史がある古い温泉。湯治が開かれたのは1624年とのこと。
露天風呂を備えた大浴場が男女別にあり。さらに別途家族風呂が二つ。
女湯の壁ではクジラが迎えてくれます。そういえば最近シロナガスクジラの子供が打ち上げられてたねえ、なんて思いながら湯船につかる。
お湯が流れ出た、赤茶けた床。源泉高温のためか、ドバドバとはいかずちょろっと流れ出てきますが源泉かけ流し。
内風呂に続く露天風呂。内湯も露天も湯船自体は小さめ。お湯は茶色のお湯でちょっとしょっぱい。岩なんか が赤茶けて変色しているのは鉄分のせいでしょう、たぶん。その割には鉄臭い感じはあまりしないんだな。眺望は望めないけど露天は気持ちいい、といいたいところですがアブだかがブンブンと近づいてくるので長居できず。夏の露天の天敵にはかないません。特に見た目ジャングル系だからでしょうか。
家族風呂も、空いていればいつでも入られます。
中は小さめの露天風呂
意外だったのは外来入浴の時間が長い、というかほとんどだったこと。温泉宿の外来入浴は16時ころまでというのが当たり前と思っていたのだけれど、宿泊者専用タイムがわずかというめずらしい逆パターン。洗い場もそれほど広くないのでタイミング悪いとごった返します。宿泊客への優先度低し。
泉質 ナトリウム塩化物泉
源泉 69℃
朝食 サラダにお豆腐に
昨日と同じ食事会場で、和食を頂きます。
朝食サラダ。氷の上に生け花のように盛られた新鮮なお野菜。このほかにも大きい大きい壱岐豆腐やアジの干物を頂きます。食べきれないほど。
最後にコーヒーも。温泉に入って寝ていただけなのにこんなに食べてしまいました。大丈夫、なはずがない。
感想 お魚好きにはたまらない
ずっと泊まってみたかったこちらの平山旅館。あっという間の一晩でした。眺めを楽しめるような客室や浴場ではないけれど、食事は楽しい、魚介類好きとしてはたまらない。魚嫌いな人には泊まれないねえ、なんて話しながらお食事を楽しみました。また機会があれば泊まってみたい。
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