室堂 雷鳥荘~立山の絶景に建つ
千寿荘を出てケーブルカーとバスで室堂へ
千寿荘 宿泊記 立山黒部アルペンルート利用に便利【富山】登山のために室堂宿泊で選んだお宿はこちら雷鳥荘。予約作業に入った際にはホテル立山も(もちろん高い!)みくりが池温泉も空室なし。意外と客室数を備えた(53室260名収容可)こちら雷鳥荘に空室あり二泊しました。
室堂のバスターミナルからはもちろん徒歩のみ。舗装された歩道やアップダウンのある階段を経て標高2,370mにあるお宿へやっと到着。最短30分、荷物が重かったり疲弊しているとさらに時間を要しますので要注意。
雷鳥荘
【住所】富山県中新川郡立山町芦峅寺125
【TEL】076-463-1664
入り口入ると広い玄関口。椅子もあり登山靴の脱ぎ着しやすくなっています。カウンターにはアクリル板設置ずみ。
喫茶室もあります。左のステッカーの通り、各種というか多種クレジットカード・スマホ決済に対応しているのが有り難い。山奥で現金決済はなにかと不安があるので。
モンベルカードで一泊500円/人の割引してくれます。ついつい提示するのを忘れがちですが、親切なことにお宿の方から確認してくれます。
館内図 玄関が二階、食堂一階、浴室地下なので階段必須です。当然エレベーターはありません。
ロビーラウンジ このスペースやフロント付近ではWiFiが使えます(TOYAMA Free-Wi-Fi)が、あまり座席数もなく混んでいることが多かった印象。すぐ隣に喫茶店・売店。Tシャツやカップラーメンなど販売。朝は100円でモーニング珈琲のサービスあり。
すてきな立山登山案内絵図発見!いつ頃のものでしょうか。
『剱岳 点の記』撮影時の写真やサインなどなど。雷鳥荘が拠点だったんでしょう。
客室 和室の個室
清潔な畳の6畳和室。二人で宿泊 15,050円/人+13,950円/人+入湯税。連泊すると二泊目から500円/人チェックアウト時に値引きサービスあり。
テレビや金庫、冷蔵庫なし。温泉宿にあるお茶菓子(お着き菓子)はありません。お湯やお茶、器もなし。お湯・茶は食堂等で給湯可能になっていますが、コップがないとどうにもなりませんので注意。決して広くない客室なのに2×3の6つもコンセントがある潤沢ぶりはスゴイ。
本来フロント周りでしか利用できないFree Wi-Fi、この客室がラウンジ近く(正確には上に位置する)だったためか、なんとかキャッチして利用できました。
クーラーなどのエアコン設備なし。当日はちょっと暑くて少し窓を開けていましたが、網戸がないため夜間になると虫が…で閉めました。寒い時期はどうやって暖をとるのでしょうか。
宿泊した客室は地獄谷や浄土山側。谷底からはほぼ常時プシューっと蒸気があがっておりました。
室堂バスターミナル方向へ向けてえっちらおっちら坂を上っているヒトもよくみえる。
部屋の片隅に積んであるのはシーツ、浴衣、フェイスタオル、歯ブラシ。布団は自分で敷くスタイル(チェックアウト時はしまわない)。バスタオルはありません。二泊目には歯ブラシのみ追加してくれます。
フェイスタオルにはもちろん雷鳥のイラスト。この宿、というかエリアのイメージキャラクターですもん。
清潔な客室ですが壁は薄い。隣室の声、というか会話内容が良く聞こえてきます。宿自体は22時消灯ですが、お隣のグループが賑やかで、ちょっとうるさいな~という感じでした。その辺は運次第です。
トイレ(ウォシュレット完備)・洗面は客室になく共用です。蛇口からでるお水はすべて飲用可なのはうれしいけれど、コップとか持ってない場合…かなり困ります。といわけでやっぱり旅館ではなく山小屋なんですね。
夕食 予約制ではない二部制
一回目が17時半~、二回目が18時50分~。一階の食堂でいただきます。セルフ式ですがアルコールも注文可。ジュースと缶ビールの価格差を見よ!缶ビールが割安です。そして缶チューハイがさらに安い。
一日目 夕食
すでにセッティングしてあり、白飯・すまし汁はセルフでよそいます。湯葉の和え物、ホタルイカ、ナスのはさみ揚げ、お魚唐揚げなど。
豚肉・野菜に自分卓上のマッチ!で火をつけポン酢で頂きます。マッチ久しぶり。若い子は使えるのかなあ。
二日目 夕食
なんだか写真ぶれぶれ。疲弊していたのであまり記憶が…
今晩の火入れ料理は味付けしたシーフード・野菜
連泊してもメニューに変化があり楽しめる夕食。揚げ物や焼き物は冷めているものだけど、場所がら仕方ありません。
ただ、時間を分けた二部制になっているので時間指定が必要か確認したものの「どちらでも好きな時間に行って構わない」との返事で予約も不要とのこと。いざ夕食!と思い17時半の回に行ってみると「すでに満席になったので次の回にしてくれ」との返答で弾かれてしまいトボトボと引き返すことに。スペースに限りがあるのだから、先着順・人数制限があるとの説明が事前にあってもいいのになあ。17時半に合わせて空っぽにしておいたこの胃袋をどうせよ、ということでテンションダダ下がりでした。二部制にしているにしては17時半の回に間に合った時には席間も”密”でしたし。
朝食 お弁当で
本来なら6時-8時の間、食堂でビュッフェスタイル。前日夕食時までにリクエストすればお弁当形式に変更可。夕食後に受け取ります。というわけで一日目の朝食弁当写真、チラシずし風の酢飯と、エビフライ・揚げ餃子・唐揚げ・焼鮭。
2日目の朝食弁当ジャーン、あっ、同じ。
というわけで写真セレクトミスではなく、朝食弁当は連日同内容でした。天気予報をにらんだ結果、連日朝食弁当をチョイスとなりました。事前にわかってたならば食糧用意しておけばいいでのすが急遽連日お弁当になったので仕方ありません。天気がよかったということでこればかりは諦めよう。
温泉へ~
雷鳥荘 宿泊記②奥大日岳眺める絶景温泉編【富山】