泥湯温泉 奥山旅館③地の物たくさんお食事編【秋田】

奥山旅館のお食事

前回まで、温泉♨編

泥湯温泉 奥山旅館 露天風呂 新湯泥湯温泉 奥山旅館②泥をすくって楽しむ露天風呂~温泉編【秋田・湯沢】

お食事は一階の食堂でいただきます。壁には『令和おじさん』こと菅さんの写真も。選挙区違えど湯沢のスター、でしょう。

泥湯温泉 奥山旅館 菅首相写真

お食事処は席間のパーティションなどはありませんでした。

夕食 皆瀬牛や比内地鶏

18時、18時半スタートの二択。こけしにぶらさげられた客室名。あちこちでこけしに出会うお宿です。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食

最初のセッティングはこちら、火付け系が二つあります。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食

左奥から黒キノコの大根おろしのせ、黒納豆やまかけ、みずのコブ松前漬け、ぜんまい一本煮とつぶ貝、いぶりがっこ、タケノコみそ煮。納豆は日本一高級な納豆屋の納豆だそう。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食

左のお鍋は比内地鶏の親子鍋。グツグツしたら生卵をかけて卵とじにします。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食 比内地鶏親子鍋

卵を溶き入れ蒸したら「もう親子丼だね」、と白飯を欲したのはいうまでもありません。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食

ご飯はもちろんあきたこまち。ぴかぴか~

泥湯温泉 奥山旅館 夕食

右のお鍋は皆瀬牛リブロースステーキ、藻塩・ポン酢でいただきます。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食 皆瀬牛ステーキ

鯉のコブ締め、カボチャやマイタケも入った具沢山の茶わん蒸し

天ぷら:なす・いんげん・まいたけ・甘とうがらし

泥湯温泉 奥山旅館 夕食

〆に稲庭うどん、湯沢市しゅんぞう堂のもの。つるっとこしっと美味しい。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食 しゅんぞう堂稲庭うどん

役内川の岩魚塩焼き。うどんも食べ終わったデザート寸前に滑り込んでくる。

泥湯温泉 奥山旅館 夕食

デザートは栗駒ジェラートのアカシア蜜かけ

泥湯温泉 奥山旅館 夕食 栗駒ジェラート

宿泊費を高めに設定してあることもあり、メインが比内地鶏と皆瀬牛と二種、食べきれないほどボリュームたっぷり、地の物・山の物を多く用いたお食事です。スタッフが複数いる割にはオペレーションがあれれ、とっちらかった感じもあるけどお味はばっちりでした。

朝食 米粉パンもある

7時半、8時スタートから選択。夕食と同じテーブルでいただきます。

着座するとお味噌汁、ふろふき大根、栗駒牛乳を持ってきてもらいスタート。メインの焼き魚は塩じゃけ。温泉卵、納豆、山菜、お漬物。

泥湯温泉 奥山旅館 朝食

曲げわっぱのお櫃に入ったつやつや白飯も登場

泥湯温泉 奥山旅館 朝食

食堂の一角にサラダ、パンのセルフコーナー

泥湯温泉 奥山旅館 食事会場

用意してあるのは相川ファーム忠さんちの米粉パン。米粉パンのファンとしては試さずにはいられません。温めていぶりガッコのタルタルソースとサラダを挟んでいただきました、よくあいますね。

感想 泥湯大露天風呂に入ってみよう

まさに秘境にある派手さのない温泉地、二件しかない温泉宿の一つです。火災から再建されたとのことで、以前はあったらしい湯治用宿泊場は今はなく、鄙びた秘湯宿路線とも異なり価格設定少しお高めになっています。お食事も豪奢目にしてありますが、その割に客室やロビーなどの共有スペースがいまひとつ快適さに欠ける感じもしてアンバランスさも。お食事控えめでいいので、もう少しお安めにしてくれるとうれしいのになあ、というのが率直な感想。そのほうが素朴な佇まいの大露天風呂の風情とも合致しそうですが。前泊した大湯温泉 阿部旅館の飾り気のない居心地の良さ・価格とのバランスが自分好みだったのでどうしても比較してしまいます。

この地まで足を運んだからには、泥を蓄えた広々大露天風呂はぜひ入ってみたいところ。冬季・積雪期に閉鎖されてしまうようなので事前確認してから向かうことをお勧めします。〈宿泊2021年10月〉

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