夕食 信州牛のコース
前回まで
高峰高原ホテル 宿泊記①客室・大浴場~朝から雲海【長野・小諸】2階スカイレストランにて一律18時から。洋食だけどヨーイドンの一斉スタート。信州牛メインの固定コースです。ドレスコードないので浴衣でのお食事も可なのがうれしいレストラン。
アミューズ:小諸産花豆と桜海老の茶碗蒸し 洋食のテーブルセットですが不意をつかれて茶碗蒸しからスタート。
松本・奈川産信州サーモンのマリネとレンズ豆のクレープ包み マリネもパンチがなく全体的に味がぼんやり。
オニオンスープ 普通に美味しいオニオンスープ(語彙!)
信州プレミアム牛サーロインのポワレ 信州きのこのソテーと温野菜添え :しっかりボリュームあり美味しいステーキ。焼き加減は希望があれば伝えてくれと記載あるものの確認されません。
デザートとアップルティーを頂いて終了。
一斉の夕食スタートなのでサーブ大丈夫なの?と思いつつも結婚式や宴会も同時開始だからそんなものかしら、と思い着座。しかしやはりホールで給仕するスタッフの数が圧倒的に不足しており注文したドリンクがなかなかこなかったり、ということが周囲のあちらこちらで発生。時間ずらすかスタッフ増やすかした方がよさそうです。
朝食 和定食+クロワッサン
朝食は7時半から、夕食時と同じテーブルに着席。和定食がセッティング、着席するとご飯とおみそ汁を運んでくれます。ホテル焼きたてのクロワッサンもポツンと。デザートに卵の殻を利用した信州地たまごプリンも。せっかち、食い意地がはっているためかご飯・お味噌汁のセッティングされた写真がとれません。この空いてるスペースにお椀とお茶碗が並んだ画を各自ご想像下さいませ。
コーヒー、ジュースなどのドリンク類とふりかけはセルフ方式。
7時半からだと登山早めにスタートしたいヒトにとっては遅め。おにぎり・弁当対応してくれるのかは不明ですが場所が場所だけに期待してしまいます。
ロビーのスカイラウンジから雲海
ロビーからは同じく佐久方面の山並み、絶景。雲海が出るとさらに素敵な景色。窓辺からなかなか離れられません。うんうんわかるよ~。
日中はコーヒーやケーキを頂ける喫茶に変身。登山後、入浴後に一息つくのにもちょうどよく、外来客が続々と。ただし、午後からは真正面から陽光が降り注いできて直視に向かない感じも。午前中の方がベターな印象です。
夜は暖炉がバチバチといい雰囲気。10月とはいえ標高2,000メートル、暖房が入るシーズンです。
夕食後の時間帯に『星空・夜景ツアー』や早朝に『雲海ツアー』もやっていました。寒かったのと登山で疲れていたのでやめておきましたが、誰でも参加できるツアーで楽しめそうです。
感想 ロケーションってすごい
高原の宿として景観よく、宿泊しなくても駐車場やロビーから眺めを楽しんでいるヒトが多くいる宿です。ただ、建物・設備は予想していたよりも古く、宿泊代のわりにはあまり手入れされていない感が漂う、ちょっとお疲れ気味のホテルです。
『標高2000m 星降る雲上のリゾート』のキャッチフレーズ、標高2000メートルは正しいけど、リゾートホテル?ではなさそうです。山小屋にしては豪華だけどリゾート感はありません。HPなどで見るイメージよりはかなり古ぼけたこと承知で宿泊した方がよさそう。ただ、当日も食事会場はほぼ満席に見えたので、このお手入れ加減で結構な人気があり、あまり手をかけずとも集客できてしまうようです。まあ、登山口のすぐそば、朝から雲海といったロケーションの良さが人気を支えているのでしょうか。事前に見ていたホテル利用者評価が高いのにはいまいち共感できませんが、もう少しお安い宿泊代ならちょっと違う評価になる?のかもしれません。
というわけで登山の際に利用し登山口の目の前で便利でしたが、それ以外の目的で宿泊しに行くことはないホテルというのが率直な感想です。予想と違ってちょっと残念というか期待のし過ぎだったのでしょう。客室Wi-Fiがつながらず、使えないのに使えるような表記をしているのもがっくしポイント。どなたかが宿泊するときにはサクサクつながるようになっていますように。〈宿泊2020年10月〉